夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

Let it be

先週から続く、「帰って寝るだけの生活」の繰り返し。
家事をする暇もなく、娘たちに割り当ててはいるがやはり家は荒れていく。

今日はしばらく続いたハードワーク最終日。最近平均睡眠時間が当社比で50パーを切りそうになっていたが、今日はほとんど寝てないに等しい。
ま、仕事はそれなりに面白いこともある。
家事もおろそかになると荒れた家のせいで気持ちは荒むが、とりあえず死にはしない。

それ以外の私事が私の心を荒らし続ける。

疲れてくると最初は考えがぐるぐる回る。
考えなくっていいようなことが何度も心の隅に浮かび、削除されて消えていく。
だけど頭脳回路はすでに焼きつきかけているのでしばらく経つとまた同じことを繰り返す。
池の端のゴミが浮かんだままどこへもいかないように、存在し続ける未解決な事ども。

本当はそんな事は全然重要じゃない。
全くどうでもいい。

帰りの電車の中で久方ぶりにパニックを起こしかけた。
全身に力が入り、抜ける。
パニックの海に漕ぎ出していきそうになる。
と、突然右上方から私に何かがささやきかける。
「あー前もあったよね、こんな事。なにかマントラっぽい歌を爆音で思い浮かべたらどうかな」
当然これは私自身の心の声。
んーと考え始める。この時点でパニックは吠えていたその口を閉じ始める。
マントラというとすぐに思いつくのはヨーガなどでよく使われる「オーーーーム」と「ハレ クリシュナ」と「南無阿弥陀仏」。
ババ ラム ダス(リチャード アルパート。ティム リアリーのお友達)によれば大変よろしいというお勧めマントラ「let it be」が今日はとてもフィットするので、唱えずに爆音で頭の中で流し始める。

音楽好きならやるでしょう?
聴きたいものが聴けないときに頭の中で「かける」でしょう?
私は一日中やってます。
パニックなんかどっかへいってしまえ。私はもうあなたの相手じゃない。

Johnが大好きだけどPaulだって好きだ。
ゾウサントキリンサンみたいなものだ。
少女の頃は「Johnがほんものでポール何かへっ!」と思い込んでいたような気がするが人間性はともかくミュージシャンとしてはかなり互角に好きだ。

でもPaulって本質に何かメタルなものを持っているよね。
Helter Skelterはもちろん、Maybe I'm amazedなんかもハードロックというよりはメタルに近いものを感じる。
ゴタクですので流して下さい。