夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

なんとなく再開

ずっとこの場所を放置していた。
ここで日記を書くのが大好きだったのに。

古い友人のひとりが頭がおかしくなって荒らしに来てたので閉じちゃった。
その友人は死んでしまった。
あまり深くは考えたくない。
とにかく彼は死んでしまった。
病死だったけれど自殺みたいなものだと思う。
彼を送る会を去年の夏に彼の友人たちで開いた。
とても良い集まりだった。
彼のお父さんにも会えた。みんな泣けと言われたらその場であのろくでなしの為に一斉に号泣できただろう。
でも笑った。
そんな集まりだった。
私は飲めば飲むほど妙に醒めてしまって3次会までいった。
帰ろうとみんなが言うので帰ったけど、本当は亡くなった彼と4次会へ行きたかった。
ばかやろうと言うために。

再開に際して
岡田君へ 冥福を祈って

それでも人生は美しい

仕事の帰り新宿西口までバスに乗る。
西口ロータリーをぐるっと旋回した瞬間、ああ、ここを何回通っただろうと考える。
幼児の頃から一体何回新宿駅を通っただろうか。普段はとても好きとは言えない場所。
バスとともに傾斜しながら過去と未来に瞬間的に思いを馳せる。
そして人生の不思議さにくらくらとする。
親にフーテンと目を合わせてはいけないと言われていた頃。
大きくなってそのフーテンみたいなかっこで友達とうろうろしていた頃。
前のダンナとウィスキーをガブ飲みした記憶
死んだダンナの車でロータリーを通った時に交わした会話。
そしてその全てが今の私の中にある不思議。


家で私の帰りを待つ末っ子も明日はとうとう小学校を卒業する。
何て素晴らしい偶然の積み重ねで今があるんだろう。
公私ともに最悪で、借金がかさみ、にっちもさっちもいかなくなっているのに、この幸せはどうだろう。


生きてるのはこのうえない快楽だ。
誰だか知らないがこれをくれたものに感謝する。

If I should die tomorrow

あー、ミクシィ日記ってイヤ。
だってちょっとキーボードに手が触れただけで消えるんだもの。

私はテキストにちゃんと保存してからアップということがどうにもできない。
この日記も直接書いて、消えたらもうやる気がしないのでそれで良しとしている。
ブログに関する点では運命論者?消えてしまって思い出せないようなら大した内容じゃなかったんだと思うようにしている。

ここ一週間ばかり舌が痛くて、体の左側のリンパ節がものすごくはれていて背中まで痛かった。
熱も37.5℃くらいより下がることなくコンスタントにあり、「こりゃ病院行かなきゃ」と思っていた。
昨日休みだったので舌の痛い部分をよく見たら白く変色していた。

悪い癖でネットで検索すると「舌ガン」が真っ先にヒットした。
あー、金歯あたってます。飲酒、喫煙かなりしてます。

冗談じゃない。職場に連絡を入れて今日を急きょ有休に。
ネットで一番近くて役に立ちそうな大きい病院(深刻そうな病気は大きいとこで診てもらうのが主義。シビアな病気をたくさん診ているから)を選んでアクセスを確認する。
もしも余命がわずかだった時のシミュレーションをする。
事務的なことと、精神的な事。

死なずに済んだとしても喋れなくなったら仕事はやめなきゃならないし、何よりも歌えなくなってしまう。
歌なんてもうカラオケくらいでしか歌わなくなっているけど、それは一番こたえる。

とまあ、ここまで心配したけどとりあえずは大丈夫だった。
でもリンパの腫れは原因不明であることには違いないので(たぶん虫歯)、明日のMRIの予約を入れてもらい、職場に半休の連絡をする。

もしも今死ななければならないとしたら…と考えるのはとてもものすごい作業だった。
昨日から今日までの時間は通常の30倍くらいの感じ。

やっぱり大事なのは人生における創造と情熱と愛なんだと思った。
先のことばかり心配してもしょうがない。
三か月先がもしも暗闇でも
それさえあればあとはどうということはない。
もし、今度こういう事態にあった時にはもう少し自分に誠実に生きていたいと思った。

ごはん日記

2/16 Sat.
夕食
17穀米
塩鮭
ぶりしゃぶ用のぶりを湯がいてゆずぽん酢で。
かぼちゃの煮つけ
わかめと水菜とコーンのサラダ 宮崎プチトマト添え
水菜とわかめと長ねぎのおみおつけ
胡瓜のぬか漬け
(半額だったから)本マグロ中トロの刺身。



2/17 Sun.
朝食
17穀米と塩鮭のおむすび
昨日のサラダ


なんか適当
そうめん、鮭茶漬け、冷凍ピザ、目玉焼き、サラダ、サッポロ一番塩ラーメンのかき玉バージョンなどを家族各自適当に。

夕食
次女のリクエストでクリームソースのパスタ。
ポークソテー ほうれんそうとニンジンのサワークリームパスタ。
クリーム系のパスタは私はあんまり好きじゃなくて(食べてる途中で飽きる)普段カルボナーラくらいしか作らないけど、今日の夕食は上出来。
レシピは適当なので忘れそうだから書きとめておく。



1.ポークソテーを作る。
2.豚肉ロース切身をスジを切って塩コショウする。
3.にんにくを適当につぶすか切って、オリーブオイルでじわじわと加熱。キツネ色になったら取り出す(いれっぱなしだとコゲル)。
4.豚肉をフライパンに投入。火を強めて、美しく両面焼いて取り出す。
5.フライパンの油を少し熱くしてからざく切りしたほうれん草を入れ、バターを加えてつやっぽくしんなりするまでソテーする。
6.フライパンの中にサワークリームと、あれば生クリーム、牛乳とコンソメを入れる。
薄く輪切りにしたにんじんを入れて火を通す。
7.フェットチーネがゆであがる寸前(ここが肝心)にトングなどで取り出し(ゆで汁が適当に入る感じで)、クリームソースと素早くあえる。


お皿にパスタを盛り、切ったポークソテーを上にのせ、さらにソースを肉にかるーくかける。
パルメザンを振って、食卓へ。
いただきます。(私はちょっとカロリーがこわくて別メニューにした。)


'77くらいにFM東京で夜11時台にオンエアしていた「サントリーミュージックスコープ」が大好きだった。
今と違ってあの頃って「好きな曲がかかるから」ラジオを聴くんじゃなくって、その番組が好きだから聴いていた。そのおかげでいろいろなアーティストを知ることができたわけだ。少し後で始まった「クロスオーヴァーイレブン」ももちろん続けて聞いていた。
時間がかぶっちゃってたかもしれない。
とにかくFM雑誌と首っ引きの幸せな日々だった。あと「夜の調べ」、「軽音楽をあなたに」、「ダイアトーンポップスベストテン」、あ、また思い出せない平日18時からのFM東京。そしてもちろん「全米トップ40」。

今日ある日の「サントリーミュージックスコープ」の番組のラインナップを聴いていた。

1.ストランディッド イン ア リムジン/ポール サイモン
2.永遠の想い/アート ガーファンクル
3.ドント レット ミー ダウン/フィービ スノウ
4.バイブレイション(ラヴ・セレブレイション)/笠井 紀美子
とかいろいろ。




   

何をわかりきったことを

人に説明するときにあんまり詳細に語りたくない。
わかんないの?このくらい。わかってよ、この言い方で。

ボカすというのではなくて、興味があるのなら訊き返してほしい。いくらでも説明するから。
最初から100%の情報を相手に突きつけるというのが苦手なんだなあ。

これは昔からの悪癖で、思い返せば小学生の時に先生に指摘された気がする。
今でも、たとえば日記やHPのコンテンツをまとめればいいのに…と言ってくださるご意見が結構あるのだが、本音は「めんどくさ!読みたかったら私の言いたいことを見つけて!そこにあるから!」という発信者としては非常に不親切な気持ちだけなのだった。

聞きたくない人に無理に聞かせたくないという私なりの思いやりなんだけど。
そしてわかってくれないひととは話しても無駄…という諦観でもある。
本当は説明すればすごくわかってくれるひとが存在しているのを骨身に沁みて分かってはいるんだけど。

どうもこの性癖は特に最近裏目裏目に出ているようだ。
興味のない人には何にも語りたくない…というのは中学の頃に自分の嗜好を隠そうとして生まれた私なりの処世術なのかもと思い当った。最初は理解を得ようと努力し、そのうち面倒になったというか。
とすれば世の中に数いるオタクの方々もやっぱりひとに説明するのがめんどくさいんだろうか。
世の認識とは多少のずれがあるのかも知れないが趣味人って語りたがらない人種なのかも知れない。

Looking for the right one

CHIKAKO2008-02-13

RightとLight間違ってたのでテーセイ。

今日聴いたもの

Stephen Stills/Just roll tape 
1968年、8月26日とクレジットが。ダウンロードで約130円で購入。13曲とも弾き語り。Wooden shipsは彼が自分のパートに専念して歌ってるのでまるでハモリ練習用みたいだけど。まさか本当にそうなのか?

Steely dan/Rikki don't loose my number
毎度おなじみの空気を切り裂くギターソロを聴くために。

Art Garfunkel/Looking for the right one
イントロが聴きたくて。

Billy Joel/Summer,Highlandfalls
「夏、ハイランドフォールズにて」このタイトルだけで勝ってるね。マッドネス、サッドネス、ユフォーリア、ファンタジー。アトラクティヴな単語が並ぶ歌。

The Byrds/It won't be wrong
私はこのイントロを聴くたんびに(本当に聴く度に)涙がジワジワにじみます。特に何か個人的な思い出があるわけでもなく。この短さ、この美しさ。

チューリップ/Take off
バーズと同じくビートルズのレスペクト組だ。しかし昔の人はレスペクトといっても命懸けだ。
彼らで一番好きなアルバム(といっても日の丸弁当までしか聴いてない超初期ファン)

Heart/Without you
この歌聴くのはひさしぶり。やっぱすごいな。

もうコドモと口きく暇ないくらい忙しいのだがたまにはなにか聴かないと発狂するからね。
新宿の街は上から見てる限りではすごくきれいだ。
今朝の富士山は真白で、ものすごく近くに見えた。
周りの山脈も手を振ってる人が見えそうなくらい鮮明に。そして冬の夕暮れ。
今の仕事をもしやめたら惜しいのはこの景色だろうな。
でも私はハードボイルドなシングルマザーなのでそう簡単に無職にはなれないのだった。
ヴァレンタイン?カンケーないな…。