夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

Just like woman/Joe Cocker

このあいだScreaming Bunnyさんに会った。
彼女はとっても大切なネット上のお友達だった。
もう今は違う。
リアルな女友達だ。

何年も前からすごくヘヴィな事も含めてやりとりをしていた。
彼女とはたくさんの共通点がある。
全然違うとこもたくさんある。
彼女が普通にくれたメールも私のなかでは化学反応を起こしてなぜだかヘヴィなものになる。
価値のあるものに。


去年とってもつらい時に何故だか彼女に電話した。
同じような境遇を経験したひとに話を聞いてもらいたくて。
心情を理解してもらいたくて。
結果すごくレアな事に彼女の携帯がこわれていたので話はできなかったのだが。
たぶん私は「ちかこさんのせいじゃありませんよ」みたいな事を言って欲しかったんだろうと思う。


こないだ会えた時の事を彼女は日記に書いてくれた。
http://www.enpitu.ne.jp/usr10/bin/day?id=101544&pg=20070119
この時の私は結構な量のバーボンを飲んでいて本当は初めて会うひとに(特に長年会いたかったひとには)対面するコンディションじゃなかった。
けれど私の長年のツレが会いたい!!私が迎えに行くから!等と盛り上がっているので、それもまた一興…といった心境になったのだ。Bunnyさんには大変失礼な事だが。
この私の親友をBunnyさんにずっと会わせたかったのだ。この間はあんまりアピールできなかったけど、彼女と彼女の間には何かしら強烈な共通点がある。
いや何もレニー・ケイタイプのヘタレが好き…とかそういう事だけじゃなく。
彼女はとっても綺麗な人だった。
そしてものすごく女の子っぽいひとだ。
なんだかモロイ感じがするけどきっともろいのは私の方なのかも知れない。


本当はあの晩SBさんに伝えたかった事を言えなかったので今言おうと思う。
今までは、ずっと長い間、私は誰からも逃げも隠れもしなかった。
どんなに世間的に恥ずかしい事でも自分がOKだと思う事に関しては、逃げる必要は感じなかったから。
だけどダンナの死に関するいくつかの事では生まれてはじめて「逃げたり隠れたり」してしまった。
そのせいで今の私はなんだか半分しか生きてる気がしない。
そのせいで世界は輝きを失って二度と二度と前と同じようにはならない。
私は堂々としているんじゃなくてふてぶてしい諦めを身につける術を得ただけなんだと。