夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

クリスマスの買い物at吉祥寺

結局毎年クリスマスの買い物はネットと吉祥寺で済ませている。
昨日から3連休をとっているので今日は末っ子を連れて吉祥寺へ行った。
暖かいし素敵な天気だったので早めに出ようと思っていたのだが…。

午前中にボロボロになっていた椅子の張り替えをはじめてしまった。
張替えって言ってもたいした事じゃないのだけど、ダイニング用の椅子の座面を剥がしてねじ止めの部分を外して。

剥がした後の板にエステル綿を敷き詰め、合皮の薄っぺらいクッションを重ね、その上に、その辺に落ちてる(本当に落ちてた布/次女の保育園の時の布団カバーEngland製のお洒落で真っ赤なネコ柄)コットン地の50センチ×50センチの布で板を巻き込むようにしてキルト用の丈夫な糸で縫い縮める。
ネジで止め付けて出来上がり。
…とここまで80分ほどかかってしまった。
途中、新幹線の時間と空席を調べてくれという母からの電話という邪魔も入ったし。

私は器用ではないのだけど、適当にあるものを使って何かするというのは凄く好きだ。
材料をそろえてから何かするというのはウンザリしてできないけど家にあるものでパッチワークとかリメイクするのは楽しい。
さすがにパッチワークをやってる時間は最近はないけど。

非常に疲れたが、私が留守にしてる間、椅子の様子が変わっている事に気付いた2人、昨夜はバンドの定例会(サークルの発表会)で盛り上がって帰って来なかった長女と次女で「おかあさんは本当に器用だねえ…」と感心してくれていたというのでいい気分。

洗濯してからお昼を末っ子と食べて出かけたのは結局17時前だった。
自転車で吉祥寺に向かう。
途中、以前に住んでいた場所の向いにあるクリスマス屋を見学。
金持ちのやってる趣味の店。でもきっと生っ粋の金持ちなのだろう。
品揃えはいやみなく豪華だがそれほどボってはいない。
クリスマス博物館を見るような気持ちで店をあとにする 。

近鉄(じゃないよね今は。いろいろあって工事中の建物)のむかいの流行りの犬種のこいぬばかり揃えている店にフラっとはいるとものすごく利口そうな雌のフレンチブルをだっこしてカップルにアピールしている若い女性の店員さんがいた。

私はフレンチブルが大好きなので、彼女に「フレンチブルって可愛いですね、この毛色はめったにないのでは?」などと話をむけるといろいろと教えてくれた。
「お家では何を飼ってらっしゃるんですか?」といわれたので「今は猫一匹だけど(そこは犬の専門店なので)前はバーニーズを飼ってたんですよ」というと可愛い店員さんの口調と表情が営業用のそれからマニアックなものに瞬時に変化し「バーニーズ!!!」と叫ぶ。
あの犬種はいいです。あの子は立派なやつでした、みたいな話をした。

うん、たしかにバーニーズマウンテンドッグはお勧めですよ。
無理な事をいわないし、運動もそれほどハードにしなくてもいいし。
赤ちゃんも猫も鳥もなんでも受け入れる度量の広さを持っているし(これはこの犬種に共通した性癖のようだ)。
三毛で可愛いしね。頭が良過ぎて困っちゃうようなところがあって痛々しいんだけど、それでもやっぱり君たちは立派だよ。

お姉さんの強力なお勧めのその子は、フレンチブルではたぶん希少な毛色だと思われるほとんど真っ白に近い色で背中にうすーく水彩で捌いたような茶色がのっている。
それよりもその子の顔つきにグググときた。
ああ、きっと 君はいい家庭犬になるよ。
こんな赤ちゃんなのに思いやりに満ちた知性を感じさせるこの表情。
私は自分には甘いけどペットにはそれなりの犬格、猫格を求めるのだ。
だってそうでもないと東京で、貧乏人は何にも飼えないもの。

ラオックスとLoftとユザワヤとソニプラと三浦屋にいく。
途中新しく(私的に新しいだけだけど)出来ていた「サンマルク・カフェ」にクロワッサンの匂いに負けてよってひと休み。

実はまだ家にはサンタが来ているのと(それは私ですけど)、小さい時から親からとサンタからの2種類のプレゼントをあげてきたので常に子ども3人には合計6個のプレゼントをあげてきた。
もちろん予算を決めてひとりあたりの出費が均等になるように計算してきた。
それに加えてサンタを信じている子に対してはバレないように気をつけないといけないのでこの時期の気疲れといったら…。
さすがにおととし位からは長女には、辻褄を合わせるためにあげていたサンタからのプレゼントをあげないことにした。
今年からは(成人したので)親からも何もあげない。
これからは親から子への義務的なものではなくてあげたいものをあげたい時に…ということで彼女の大好きな動物のピアスにした。

次女だってとっくのむかしにサンタは卒業しているが、末っ子には「今年はもうK(次女)にはサンタはこないと思うよ」というと、「???!!!」とショックを受けていたので「じゃあこれはママからKにサンタからってことにしてツリーの下に置くから」というと納得していた。
その他にも本命のプレゼントを次女には買っているのでもうなにがなんだか…。
その末っ子だってもう小学5年なのだ。
本当にサンタクロースを信じているの?

彼女へのプレゼントは長年我慢させてきた新しい自転車。
買おうと思えば自転車なんて最近はたいした値段じゃない。
体が大きくなって乗りにくそうなのはわかっていたが、物は使い倒すのが家の家訓なので。
21インチから27インチに買い替える子どももなかなか少ないだろうと思う。
自分へのクリスマスプレゼントには金欠で買い控えていた(予約をしていたのにキャンセルした)Crosbyのボックスをオーダーしようと思う。

明日はローストビーフを焼くぞー。