夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

Grace sings 123456789,10!

CHIKAKO2006-07-08

'70年代にセサミストリートを観ていた人なら誰でもたぶん知ってる「ワン、トゥー、スリーフォーファイヴシックスセブンエイトナインテーン」というアニメーション。私はあれがかなりお気に入りだった。こどもごころに前衛的な感じがしていたし、スピード感と女の人の声(数によってそれぞれヴァージョンがあり、最後の方での壊れ方が違うのが好きだった)とバックの演奏のクールさが。そして何よりも楽しく無気味なアニメーション。今でもよく口ずさむフレージング。

YouTubeで偶然発見。「女の人の声」はグレース・スリックでバンドはMothers of inventionなんだって!ギャー!知らなかったよー!
ずっと長い間一緒だったのに知らなかったシリーズができそうだ。

'80年代以降は幼かった娘たちが観ていた。そちらはグレースじゃないと思うけど確かピンボールマシーンが出てきて、デッドのウィンターランドの最初のアニメーションみたいでこれまた大好きだった。
この「数のアニメーション」はとにかく出てくると緊張感がすごくて、1分間もないくらいなのに終わるとグッタリして満足感があり(YouTubeによせられたコメントにも同じような事書いてる人がいた)、次のコーナーにうつってもしばらくはボーッとなっていたのを思い出した。

The 1970s animated "counting to 10" segments featured vocals by Grace Slick (and the Mothers of Invention), and ended with 10 spies. This was weirder than the 1980s "Pinball" counting segments! Music by Denny Zeitlin. Produced by Jerry Slick.
Graceの最初の夫、Great societyのJerrySlickはもともとヴィジュアルの世界の人で、後年撮影監督として大成したという事だけど、このフィルムのプロデュースもやっているわけですね。

「2」→http://www.youtube.com/watch?v=1z9TB0FdQkA&mode=related&search=grace%20slick
「6」→http://www.youtube.com/watch?v=nSeXDZTckfg&mode=related&search=grace%20slick