夜の旅、その他の旅

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スパゲティと地震

今日の夕食 ボロネーゼのスパゲティーニとシーフードのサラダ。
おいしい。ホントはミートソースには太いスパゲティやペンネなんかが合うんだろうけど、たまに細いスパゲティーニにこのソースを合わせたくなる。

パスタは自分で作るのが一番美味しい。特にトマトソース系は、もう絶対。
好みの加減がわかるから。
外で食べるとどうしても文句が出てくる。
一流店だろうと、スパゲティを専門に食べさせる店だろうと同じ事。
お袋の味ならぬ、自分の味というものが確かにある料理の一つ。

と、食の話になると思い出されるのが新潟の人々。
余りにもノロい行政のやりかたには本当にハラがたつ。

私の両親はともに新潟市の出身なので、親戚はほとんどが市内にいる。
今回は市内はあまり被害がなかったようだが、それでも90歳を越えた祖母はさすがに心臓が弱っているので心配だ。ドキドキして気持ち悪いと言っていた。
父の家は老朽家屋だが、何ごともなかったといっている。

疲労や過度のストレスによる死者が多いのが今回の地震の大きな特徴だ。
1964年、私の生まれる2ヶ月前に起こった新潟地震は、早めに里帰りしていた母の胎内で私も経験している(らしい)。
祖父の撮った地震の写真は見た事がある。
崩れ落ちた昭和大橋や黒煙をあげる油田なんかがショッキングだった。
時代が時代だけに飲料水のバケツリレーなんかも行われていたようだ。

ちょうど地震のあった日の朝、マンションの防災班長を決めるという会合に出席して、阪神大震災の被災者が「テレビは部屋のはじからはじまでフットびます」と言っていた。
なので地震の時まっ先にしたのは子供に家具から離れるように言ってからテレビと本棚を押さえる事だった。新しい本棚のなんちゃって耐震金具は結構強くて役に立つようだ。

学校での訓練が身にしみている子供達はすぐにテーブルの下にゴソゴソと入っていくのだが、家具やガラスから離れる方が先決だろう。


それにしても今回の余震のすごさ。震度6に何度も続けて見舞われるなんて。
本格的に寒くなってくる時期になんという事だろう。
本当に一刻も早く被災者のみなさんが落ち着ける環境で過ごせますように。