Chris Whitley

「テルマ＆ルイーズ」のサウンドトラックの中で一番好きな曲はグレン・フレイの歌でもマーサ・リーヴスの「ワイルド・ナイト」でも、チャーリー・セクストンの「Badlands」でもなく、Chris Whitleyというテキサスのシンガーの「Kick The Stones」だ。この色っぽいヴォーカルに肩を並べるのは、ジム・モリスンとポール・カントナーそしてもちろん（今ちょっと忘れてたけど）わが愛しのデイヴィッド・クロスビーくらいだろう（あくまで私見です）。
劇中のブラッド・ピットのイメージとも重なって怪しくも可愛らしい雰囲気を醸し出している。

このChris Whitleyというひとはイギー・ポップ風のルックスに似合わず、なかなかルーツに忠実な人のようだ。
わりと最近のアルバムではなんとドアーズの「クリスタル・シップ」をカヴァーしていて、驚き嬉しい。