夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

土星とEagles

いい天気、でも寒い。顔が冷たいしナミダがでる。
家の近所にクロネコヤマトの車が後ろのドアを開け放して止まっていた。
目の前に見覚えのある一辺が一メートルくらいの白っぽい箱。
そしてバカでかい土星の絵とリンゴのマーク。
キー、新しいi-Macって土星の箱に入ってるの?!
うらやましいよー。
土星は大好き。生まれたのが土曜日なので、小さい時から何となくこだわっていた。
まりの・るうにいというイラストレーターの土星は素敵だし、稲垣 足穂の書く土星も幻想的。
あのわっかの角度によって哀愁を帯びて見えたり、
神秘的に見えたりするのもいい。
一時土星グッズを集めていたことがあるんだけど、世の中には土星ファンがけっこういるようで土星をかたどった物っていろいろとあるのだった(他にも輪のある星はあるけど一番メジャーなのは土星でしょ)。
というわけで、あの箱を見た途端になんだか興奮してしまった。
ずーっとカゼがなおらない。
今もものすごい鼻声で、鼻血は出るしセキは止まらないし、頭も痛い。
クリスマス頃からずっとこんな感じでいやになる。
Vinyl From My Living Room(持ってるレコードを棚の端から順番に)
Eagles/Eagles(IAP-80612)
東芝からの日本盤。
たぶん最初の持ち主と思われる人が、
豪快にもボールペンでジャケットに「48.7.12」と書き込んでいる。
日本での発売がいつだったのか知らないんだけど、
1973年だからたぶん出てすぐくらいに買ったひとなんでしょう。
そのわりにこのレコードはとてもキレイ。
大事に聴いてたんでしょうね。
もっとも運の悪いことに私のところへ来ることになって、
だいぶキタナくなってしまったんだけど。ごめんなさい。
Eaglesの1st。
すばらしいファーストアルバム50選とかいう企画があったら絶対に入りそうなレコード。
シンガーソングライターのアサイラムというイメージにも関わらず
素敵にバンドおたくなサウンド
この当時一番有名だったのはたぶんフライング・バリットにいた
バーニー・リードンだったろう。
私はどの時期の彼らも大好きだけど、選べといわれたらやっぱりバーニーのいた時が一番だ。
彼がディラード&クラークのバックをやってた時にジーンと共作したという「Train Leaves Here This Morning」、ランディ・マイズナーとの共作である「Early Bird」、ジャック・テンプチンの「Peaceful Easy Feeling」、そしてもちろん「Take It Easy」と何回聴いても飽きない。