夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

C’mon ,Take Another Little Piece Of My Heart

ストリング・チーズ・インシデントには結局いけなかった。
諸事情を鑑みて、今回はパスしようとダンナと取り決めたのだった。
ところが今朝になって「実はゆうべチーズ行ってきちゃった」だって。
ひどい。ひどすぎる。
あんまりだ。
Vinyl From My Living Room(持ってるレコードを棚の端から順番に)
Delaney&Bonnie/Home(メンフィスのデラニー&ボニー)(MW2023)
いちばん好きなD&Bのアルバム。スタックスから出ている。
有名なオン・ツァーと同年のリリースだけど、実際のレコーディング時期はもっとずっと前で
ジェネシス」の後あたりらしい。つまりこれが彼らの一枚目...ということか?
レオン・ラッセルとボビー・ウィットロック以外のレコーディングメンバーは不明だけど、
多分、「フレンズ」ではなくMG’sと思われる。
何しろこの人達はかっこいい。ボニーはよくジャニスと比べて語られるけど、
もっとずっと忠実にソウル・ミュージックを追求したスタイルだと思う。
ホーンセクションと対抗するように歌われる彼らの悲鳴に近いようなシャウトが好きだ。
白人でああいう歌い方をする人は、当時はあんまりいなかったに違いない。
とにかく自分達の好きな音楽をプレイするのが、
このうえない喜びである事がストレートに伝わってくる。
好きな曲は,ザ・バーズもやってる「You Don’t Miss Your Water」の作者
ウィリアムス・ベル作の「Everybody Loves A Winner」(リンダ・Rもやってたっけ?),
ティーヴ・クロッパーとエディ・フロイドの共作の「We Can Love」,
D&Bオリジナルやオン・ツァーにも入っていた「Thing’s Gettin’ Better」,
ボニーとH・バンクスの共作した「Just Plain Beautiful」。
そしてもちろん、ジャニスよりも前にレコーディングしていたという「Piece Of My Heart」。
ボニーはいちばん好きな歌手だ。
ジャケットはデラニーのお爺ちゃんとお爺ちゃんの家の前で撮影された...
らしいが本当だろうか?