夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

CSN&Y三昧

CHIKAKO2003-02-27

今日は素晴らしく暇だったので(魂の休日)、
頂き物のCSN&Y関連を堪能していた。

CSN&Y2000ライヴ映像
ニ−ル・ヤングがとても元気。浮かれていると言ってもいいくらい。
ティルスは気張りすぎでコケないかと心配だった。
このくらいキャリアがあっても、ひさしぶりのツアーの初日というのは緊張するんだろう。オーディエンスの期待も大きいし。

いきなりのニ−ルの新曲(Goin’ Home)はやはりちょっと唐突ではある。
でもこの曲大好きです。フジ・ロックのまえのヨーロッパのホ−スのセットリストを見てどんな曲だ?とワクワクしていたんだけど、
実際に聴いたら想像以上に盛り上がった(自分的に)。
スタジオ・ヴァージョンにはガッカリしたけど。

最近思うけど、ナッシュのギターってかっこいい。
あまり弾かないし、例のピアノを弾くことが多いので楽器はいまひとつのひとってイメージだったけどウッドストックのマラケッシュ・エクスプレスで考えが変わった。レコ−ドだと別の人が弾いてると思っていたし。
実は私はC&Nをあまり深く追求してないので、もっとちゃんと聞いてみようと思った。
どうもクジラ保護が苦手で...。(海生ほ乳類は愛しています。
子供にクジラって名前つけようと思ったくらいだし。でもあの運動全体を支配する雰囲気が苦手なだけです)

CSN&Y Storytellers

小さな所で漫才(!?)を交えながらのんびりとした演奏をやっているのを見ることが出来た。
「Looking Forward」の中でいちばん好きな「Dream For Him」は、
ほんとに良い曲だ。ちょっと「Wooden Ships」に似ている。

CSN Woodstock94

クロスビーの本(Stand and Be Counted)の表紙はこの時の写真なんだね。
なんか当時はチラ見しかしてなかったので、おもしろかった。
クロスビ−の目が動かないのがコワイ。
この時の「Deja Vu」はすごい名演。
ティルスのギタ−・ソロは本当にスゴイ。
ジョン・セバスチャンが69年と同じような格好、同じような顔で
レコードと同じくハープで参加しているのが泣ける。
ナッシュが「おれたちは皆ここに居たことがある」というリフにことさら意味を持たせようとしているのと、最前列の観客がモッシュの嵐で聴いちゃいないのが噛み合ってなくてこれまた泣ける。

CSN&Y2002

A氏より頂き物の音源。
2002ツアーは本当に行きたかった。
しかもCSN&Yはニールしか聴いたことない知り合いが、突然決心して出掛けていったのでうらやましくてキィィィとなっていた(彼はCSNをナメててすみません!とか言って帰ってきたみたいなので良かった...。)
その時のMDは(私のような)ウルサイ女性ファンによって聴くに耐えないものになっていたので、今回初めてまともに聴くことが出来た。

当たり前かも知れないけど2000年よりも安定感があって安心して楽しめる。
Cinnamon GirlとOld Man,Long Time Goneが良かった。
Southern Man,Eight Miles High,Down By The Riverがないのが残念(強欲?)

Vinyl From My Living Room(持ってるレコードを棚の端から順番に)


The Byrds/Byrdmaniax(バードマニア)(20AP 2201)

レコードに点数をつけると言うとんでもないレヴュー形式をとっていた雑誌に当時20点だか30点をつけられたおかげで、
何となくファン以外には影が薄いと思われるアルバム。
雑誌なりの意見を持つのは大変大切なことだと思うけど、影響力を自覚するならばそもそもN.T氏がレヴューを担当するところからして間違ってる。
毒舌は当時のローリング・ストーンのマネですかね。
...と30年も昔のことに熱くなるのもアホらしい。
確かに変わったアルバムだなあと最初聴いた時は思ったし。
でもべつにバーズがファンの期待に沿わないのはこの時に始ったことじゃなかっただろう。後年のニール・ヤングにくらべればずいぶんソフトな裏切りだ。
ホワイト・アルバムっぽい、ばらばらな印象もある。
スキップ作の曲も嫌いじゃないけど、ロジャ−作のPale Blueや
Kyathleen Song,ペダル・スチ−ルが美しいMy Destineyが好き(やっぱりバーズ節?)。
小品のGreen Apple Quickstepも楽しい。
唐突に思い出したけどテリー・メルチャーとマンソン・ファミリーの被害者はどういう関係だったっけ?