夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

70年代のFM

フィニルさんの日記On The Borderでプレイヤーの「Baby,Come Back」が取り上げられていたけど、懐かしいなあ(植草 甚一調)。
ラジオにかじり付き始めた頃でアンブロージアの「That’s How Much I Feel」とかシカゴの「アライヴ アゲイン」とかが一緒に聞こえてくる。
全米TOP40は最初から最後まで聞き漏らさないように聞いてたし、
FMだと、「サントリー・ミュージック・スコープ」、「DIATONE ポップス・ベスト・テン」、
夕方6時から10分間だけのアイ・キョウコ(だっけ?恐い声の人)さんのDJの番組(一週間同じ曲をいろんな人のカヴァーで紹介したりしてた、ディランも始めてこの番組で聞いた)とか、
NHKだと「夜の調べ」、「軽音楽をあなたに」、「クロスオーヴァー・イレヴン」。
とくに夜の調べ(すごい番組名)はほとんどアルバム全部を途中で区切らずにやってくれたのでエア・チェック(死語?)する人には貴重な番組だった。
でも2、3曲抜けてたりするので、後年アルバムを買うと知らない曲があったりするのであった。
リクエストハガキもせっせとかいていた。湯川れいこさんに「この方はほんとにア−ト・ガーファンクルがお好きなんですね!」(新譜だったWater Markについて何やら長い手紙をかいた)とラジオで読まれた時はうれしくって一週間くらいニコニコしていた。

昨日は娘の友達がどやどやと家にやってきて家が女子高のようになっていた。
レコードの棚を見て「わあ、すごい、これなーに?」と言われてしまった...。
家庭訪問に来た私と同年代と思われる先生は「やっぱりレコードですよね!CDなんかペっですよ!」と盛り上がっていた。
どうもアナログの前に人は極端な反応を見せる...。
SPマニアの人の気持ちがちょっとわかった気がした。

今日聴いたもの

フィニルさんに頂いたグリースバンド(70年代の香り高いサウンド、とても気に入りました)
プーニールさんに頂いた去年のJSのライヴ(Blow Against Empireからの曲でダイアナのVo.が邪魔に感じるのは私だけでしょうか...Slickのギターは最近好きになった。Wooden ShipsはこけてるけどHi Jackは感動的です)