夜の旅、その他の旅

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Indigo Girls/Nomad,Indian and Saint

ブラウザが落ちまくっていて3回めの日記。

今日9/25は1990年にIndigo Girls/Nomad,Indian and Saintがリリースされた日。
今日は休みで朝からNomad,Indian and Saintを聴きまくっていた。
オフィシャルへいってみたらリニューアルされていて知ったと言うわけ。
最近このくらいのシンクロニシティではもう驚かなくなっている。

今日は本当に困るくらいの秋の一日で私がはじめて彼女達の「Uncle John's band」をDEADICATEDで聴いてひと聴き惚れしたのもNomad,Indian and Saintを買ってきて聴いたのもこんな秋の日だった。

Amy とEmilyは二人とも素晴らしいギター弾きだ。
特にEmilyの変則的なチューニング(アコースティックなミュージシャンなら当たり前なんだろうが)に物を言わせたソロは本当に美しい。

そして二人とも説得力のあるハスキーな声の素敵なヴォーカリストだ。
EmilyはCSNでいえばクロスビーのように使い分けのできる自制心あるヴォーカルだが、Amyはドスのきいた低音で時に暴走する感じが素晴らしくロックだ。
Amyの「見張り塔からずっと」を聴いたらジミもクリッシーも「ヤラレた!」と思う事だろう。

ミュージシャンの性的嗜好にはあまり興味ないが、彼女達の場合自らのマイノリティを活動の重きに置いている感がある。
事実数々のベネフィットに参加してきた。
ドメスティックな暴力や離婚や子どもを巡るパートナーとのトラブルに悩む女たちにとっての理解者。
だけどそもそもインディゴガールズのふたりには「オトコ」なんていないのだ。
その事に気付いたときのカタルシスが彼女達の音楽の素晴らしさともあいまって熱狂を生むのだろう。

あらゆる種類のマイノリティへの差別を憎んできた彼女達の活動の中で最新なおかつ最も派手なのは PINKとの「Dear Mr.President」というブッシュへのレクイエムだろう。
http://www.youtube.com/results?search_query=INDIGO+GIRLS++Dear+&search=Search
↑いろんな動画付きがあります
http://www.youtube.com/watch?v=oxMOFrfEkDU

To be the first to praise the sun
First to praise the moon
First to hold the lone coyote
…しびれます。