So,this is christmas
例えば私は夏生まれで、何となく自分とこの季節を結び付ける事が多い。
けれどもジョン・レノンはこの十二月の始めに結び付けられる人となってしまった。
ジョンの誕生日は10/9なのに。
命日に思い出されるなんて嫌だ。絶対に嫌だ。
しかも彼は殺されているのに。
1980年の12月に彼が死んだ時、私は高校一年生だった。
前に日記にも書いたけど(リンクしようかと思ったけど見つからない)、
その年、私は初めて「大人のリスナーとして」ビートルズを聴いたのだ。
ミシェルとか、ガールとかオブラディオブラダとかイエスタデイではなくて。
Strawberry Fields Foreverを聴き、I am the walrusを聴き、Helter Skelterを「知った」年だったのだ。
ZepplinとBeatlesがCSN&YやThe Bandしか聴いてこなかったコドモの頭を殴りつけた年だったのだ。
実際には私は本当にずっとビートルズを聴いてきている。
小学生の時にはレット・イット・ビーとユー・ノウ・マイ・ネイムのカップリングをレコード屋の陰謀で買わされているし、
そこら辺で聴いていたポール・モーリアやパーシー・フェイスヴァージョンの彼らのナンバーは別の意味ですばらしいと思う。
中学の時はおせっかいな男の子のおかげで一通りのアルバムは聴いたと思う。
けれど、彼らに出逢ったと言えるのは絶対に1980年だ。
それが今になれば、悲しい。
私はジョンの曲では「Number9 Dream」が一番好き。
とにかくひたすら美しいから。
本当にキレイだから。
何もかもをわかりそうでわからない、そんな感じが満ちあふれているから。
ジョンもヨーコも全然悟りとは程遠い人物だと思う。
言動や財産からそう思われているだけじゃないかな。