夏は終わり
やっと夏は終わる。夏は苦手だ。
暑いのは嫌い。寒いのがむしろ好きなくらい。
それでも夏は季節の中でもなかなかのスターで、10年前の春や秋は思い出せなくても夏の事は思い出せたりする。
それに夏はなんとなく死の匂いもする。
エキセントリックな友達といった感じ。これは今年の夏の始めに長女の友達が貸してくれた漫画「百鬼夜行抄」を読むうちに(ものすごく何度も読んだ。続きは買ってきてしまった)小学生の頃の夏の空気を思い出したからかも知れない。
中学生以降の夏は名画座と中古レコード屋と古本屋と図書館とともにある。あと(音楽)スタジオ。
子供がいるようになってからの夏の印象は、色々過ぎて統一感がない。単に大人になって感受性がニブったのかも。
今は秋がいちばん好きな季節だ。空気が乾燥していると頭がクリアになる気がする。
旧友のSt.CharlesさんがPaul KantnerのライフワークであるPlanet Earth Rock And Roll Orchestraのリマスター盤の日本での販売を任されていて、公式サイトを開設。
http://planetearthrockandrollasia.com/
Paul Kantner : vocals, guitar, banjo, glass harmonica, synthesizer
Scott Matthews : mandolin, piano, organ, harmonica, synthesizer,
saxophone, percussion, pedal steel guitar
vocals, vocoder
John Blakeley : guitar
Jack Casady : bass
Grace Slick : vocals, piano
David Freiberg : vocals, synthesizer
Pete Sears : piano
Craig Chaquico : guitar
Ronnie Montrose : guitar
Aynsley Dunbar : drums
Mickey Thomas : vocals
China Kantner : vocals
Alexander kantner : vocals
Ron Nagle : piano, vocals
Flo & Eddie : vocals
Disk Unionというなかなか力強いビジネスパートナーも得て店頭で販売予定。
私もライナーの冒頭にチラリと書かせて頂いてるのでぜひ手にとってください。
手作りの活動を行っている現在のJefferson Starshipではあるが、一貫して提供されているのは揺るぎないPaulのJeffersonブランドの音楽だ。
スターシップとかいうバンドとは全く関係ないところでKantner Projectは続いてきたのだし、
もし時代とJefferson Airplaneがあんなにも恋に落ちなければ今でもPaulは淡々と「知ってる人は知ってるミュージシャン」として地味に活動していただろう。
Paul Kantnerは過去に一度も「あの人は今」な境遇に落ちた事はない。
ずっと現役で本人言うところの「バンドマン」なのだ。(これは確かインタビューでJerryも発言してた)Alright!。