夜の旅、その他の旅

持ってるレコードとか日常とか。

クリスマスの買い物、「こんせき」

ウソをつかないと早退もできない職場なので、適当な嘘をついて吉祥寺へ行く。
一人で来るのは久しぶりだなあ。
このあいだの週末はナゾの腹痛(知人によれば膵炎らしい)で珍しく食欲もなくどうにも動けなかった。
それでも日曜日はなんとかクリスマス用の買い出しに出かけたのだが、用事が全然足りなかったので、今日を予備の日に決めておいたのだ。
本当なら火曜日の私はそんなに仕事がないのだが帰ろうとする度に事務用を言い付けられなかなかあがれなかった。
それでもなんとか明るいうちに脱出し、自転車で吉祥寺へ。
前に住んでいたあたりに出来た雑貨屋がものすごいクリスマス仕様になっている。
ロフトに行ってみてダメだったので、ユザワヤへ行く。
まず、末っ子のための画材売り場を物色。

そのあと長女のためにバイカー系アクセサリー&革製品の店に。
「ベルトは店頭にあるだけ?」ときくとこちらにと言ってあやしい店の奥に案内される。この店は何か聞くとすぐにウナギの寝床型の店の奥の倉庫みたいなところに案内されていろいろ見せてくれる。買い物しなれていない中学生なんか一発で高い物を買わされちゃいそうだ。
今日はそこにメキシコ系と思しきおっさんがいて、いろいろ見せてくれた。
可愛くて予算に合うものがあったので(とはいってもアメリカで買い付けてきたと言ってたからもとは三十ドルくらいの物だろうなあ...9900円をまけてもらって7700円でしたが)ラッピングしてもらっていると有線でカンサスの「Carry On My Wayward Son」がかかる。
昔ハコバンで歌った事もあり好きな曲だったから、歌っていると、デブのメキシカン?なおっさんが「カンサス、知ってるの?」と嬉しそう。「オフコース!I like this song!」と答えるとストラップをおまけしてくれた。2人でひとしきり歌ってきた。

次はDisk Innに行く。次女のために映画音楽のCDを漁るため。
わかったのはこの世からイージーリスニングというジャンルが消えかかっているという事。
なんとかオリジナル物のコンピと、彼女の好きな曲が何曲か入っている物を選ぶ。

書店でゴーリーの本を何冊かと、自分のためにコーンウェルの新刊を買う。
な、なんですか、この「痕跡」という講談社文庫は。
活字が大きいよ!漢字が少ないよ!読みづらいよ!何とかして!
そういうヴァージョンなのかと思って何度も見直してしまった。
ひどいなあ、これは。
超訳」というおぞましい物を思い出してしまった。